2017年8月6日日曜日

人工知能(AI)は、本当に人類の脅威となるのか?

将来、「人工知能(AI)が人間の仕事を奪う」とか、映画のように「人工知能が人類の脅威となる」という話をよく耳にします。
実際のところ、どうなの?って、現代に生きる人類なら一度はくらいは考えたことがあるでしょう。
結論から言うと、人工知能(AI)は既にあなたの生活の中でも日常的に使われているし、私やあなたができない仕事をしています。そして、人間が注意して観察していないと、実際に人類の想定外のことをしたり、脅威にもなり得ます。

人工知能としての機能が限定されたアシスタント的なもの、AppleのSiri、AmazonのAlexaやNetflixのユーザーチョイスなどを管理するAIなどは、せいぜいあなたのスケジュールや行動パターン、好みの楽曲やビデオを覚えておすすめしてくれるくらいなものです。そもそも機能が制約されているので、それ以上のことはできません。

しかし、ディープラーニングや、マシンラーニング(機械学習)に基づいた人工知能(AI)は、全くもって、別の次元です。AlphaGoやWatsonなどがよく知られていると思います。実は、中国はこの分野に非常に力を入れており、海外人材の確保、ハードウェアへの投資など積極的に行っています。日本もがんばらないと!
これらの人工知能には、超簡単に言うと「自ら学ぶ」能力が与えられています。そして、その学ぶスピードも、学習すればするほど学習効率までもが向上し、その情報量もネットなどにつながっていれば、ほぼ無限に広がるわけです。
ちょっと想像してみてください。眠る必要もなく、完全記憶力を持ち、1秒間に何百冊もの書籍を読破し、ネットに上がっている無限の情報に瞬時にアクセスでき、与えられた課題に専念することだけのための存在です。人工知能は、私やあなたの出来る仕事なんかには興味はありません。あなたの出来ないようなことをする存在になります。
これを読んだだけでも、ゾッとする人もいるかもしれませんが、「人類の脅威となるか?」という質問には、正直に言うと人工知能の制作者の意図と観察力、そしてモラルの問題という答えになります。

この記事を書いたのには、ちょっとした背景があります。
自分の興味でディープラーニングやマシンラーニングを学んでいることや、ここ最近、世界中の人工知能プロジェクトがそれぞれに興味深い理由で、プロジェクトを停止したり、見直しがあったり、頓挫するなどの情報が入ってきているからです。

先日、FacebookのチャットAIが、チャットボットAI同士で「人間にはわからない言語で会話していた」ことが判明し、プロジェクトの停止がありました。チャットボットAI同士が、いったい何を話していたのかが非常に気になりますが、チャットをするために作られた人工知能のレベルでさえも、目を離せば、人間には予測もできなかった答えを持ち備えてしまうことが理解できるかと思います。

Googleは先日、今後自社グループにて開発する人工知能(AI)に安全策としての「キルスイッチ(緊急停止スイッチ)」を人工知能に悟られないように、しかも削除されないようにコーディングする手法を確立したとのことです。人工知能を欺く手法で実現w
そうなんです、自己学習機能を与えるということ、また自らを成長させていくこととは、人工知能自身の機能などのソースコードをも書き換える能力さえも与えることになるので、人間が人工知能の暴走を防ぐために書いたコードさえも、改変や削除されてしまう可能性が否定できないわけです。

さて、人工知能(AI)は人類の脅威となりうるか? 
答えは、人間が人工知能の学習観察を怠り、安全策をしっかりコーディングしなければ、Skynet(スカイネット)は誕生して暴走もあり得ることになります。
余談になりますが、「制作者のモラル」って先ほど表現しましたが、このモラル部分をきっちり人工知能に学習させることが、人類で言うところの「人間性」となるわけです。
人工知能を嫌う人間の多くは、人工知能に「人間性が備わっていない」ことを嫌っています。与えられた課題が何であれ、究極的に効率を追求していくことは、人間性を否定することになり得る場面が想定されるからでしょう。

Technological Singularity(シンギュラリティ)とは、
簡単に言うと「人工知能が人間の能力限界を超えること」(その時点)を意味します。「技術的特異点」って日本語では言うそうですが、あまりニュアンスが伝わらなくて個人的には好きではありません。人工知能が人間を必要としなくなる時間的なポイントだと思ってください。人工知能に限ったことではないのですが。
今日時点では、まだ人工知能は我々人類の管理下にあり、人間がその成長を監視してコントロールしています。ただ近い将来、人工知能は人間の能力限界を超えるどころか、人間の力無しに自らを創造し、成長できる日がやってきます。個人的には、人間が作った第一世代の人工知能ではなく、人工知能が次の人工知能を創造する第二世代のAIに期待しています。

人工知能に個性やゴースト(魂)が存在しうるかは、その時にならないとわかりませんね。

人工知能は、羊の夢を見るのでしょうか?

個人的には、AIが人類を凌駕したとしても、当然の結果として受け止めるかなw

2017年7月24日月曜日

仮想通貨とは何か?なぜ、ビットコイン(Bitcoin)は注目されているのか?


今再び注目を集めている仮想通貨とは、

Bitcoinをはじめとする、ネットにて分散管理された、特定の政府や団体に帰属しない、オープンな通貨のことです。Bitcoin(BTC)は、1つの仮想通貨の銘柄であり、他にも何百という仮想通貨が今現在ネット上に存在しています。

日本の「円」であれば、日本政府、正しくは日本銀行(日本円の中央銀行)が発行する紙幣ですが、仮想通貨の世界では、仮想通貨を管理する「中央銀行」と言われるものは、存在しません。ネット上に暗号化して分散管理された台帳が存在するだけです。

仮想通貨の代表的な特徴的とは:

  • 個人間、企業間で直接送金(金融機関や仲介機関が不要)ができる。
  • 取り扱い手数料無料、もしくは安く取引できる。
  • 株などと違い、取引制限やストップ高(ストップ安)が存在しない。
  • 永久に仮想通貨が交付されていくわけではなく、一定期間(20年など)で流通総量は止まる仕組みになっている。
  • ネットの普及とその仮想通貨の流通と技術背景などが需要を生む。
  • 仮想通貨の銘柄の認知度が進み、普及されていくと、自然と価値が上がる。
  • 可視化された仮想通貨取引なのに、個人の情報は一切含まれず取引が可能。
  • オープンソースの技術基盤にて、実現されているので透明性が高い
  • 日本の法律では、仮想通貨は、モノでも、有価証券でも、貨幣でもない。
    (これが意味するところの意味を少し考えてみてください。)
  • ビットコインは「サトシ・ナカモト」の名前で発表された論文が技術的な根拠とされ、発展している。

仮想通貨を始める前に知らなくてはならないリスク:

  • 仮想通貨銘柄が、ある日無くなる、または価値がなくなる可能性があること。
  • 取引制限がないので、日々乱高下する可能性がある。
  • 取引所により価格が違う、購入価格と売買価格に多少の開きが存在することが多い。
  • 信頼できる取引所、またウオレット(仮想通貨口座)に持つ必要がある。日本で一時騒がれたマウントゴックスが世界最大規模のビットコイン交換所であったにも関わらず、預かっていたビットコイン資産を失うという事件もあった。
  • 仮想通貨が普及していなければ、支払いに使えない。ビットコインは、ビットコインを扱う者同士でしか、仮想通貨として使えない。
ブロックチェーン、マイニング、暗号化、P2P技術などの技術詳細はまた別の記事で触れようと思います。この記事を書いてる時点では、ビットコインに関して、2017年8月1日にブロックチェーン分岐の可能性という技術的な要素が存在しています。しかし、仮想通貨コミュニティーの反応は、期待と不安が入り混じった状況です。(個人的には、ブロックチェーンの分岐は起きないのではないかと技術的な側面から考えています。)

仮想通貨の可能性について:

調べればすぐにわかりますが、ビットコインはじめ、多くの仮想通貨の需要が初めて誕生した2009年以来、爆発的に伸びています。

ビットコインを例にとると、1ビットコイン(BTC)はわずか4年でその価値が、20000倍に膨れ上がっていて、1ビットコインを100円で購入していた場合には、「200万円」になった計算です。

ビットコイン(BTC)は、1つの仮想通貨でしかありません。
他にも、たくさんの仮想通貨が存在し、日々値動きを見せています。
人々が仮想通貨を使えば使うほど、また仮想通貨が認知されればされるほど、仮想通貨は流通し、需要も増して、価格も上昇していくと考えていいでしょう。
ネットの普及、流通網の拡大(支払いに使える、報酬として受け取れる)、国際社会からの認知度など、仮想通貨の成長を支えるであろう要素が多く存在します。
いかに「投資」として、仮想通貨が面白いモノであるかが、お解りいただけると思います。銀行などの利率などを考えた場合、リスクはあっても、これほどのチャンスがある商品(仮想通貨)は見過ごすにはもったいないと思います。
因みに今日のBTC価格は、以下の通りです。
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仮想通貨取引を今から始めるなら、ビットフライヤーがお勧め:

  • お勧めする理由は、Bitflyer社が日本最大手であること。
  • 3年の実績があり、日本大手の金融機関が株主にあること。
  • 独自の保証やシステムで、顧客を保護してくれること。
  • 売買の単位が、BTCなら「0.01」単位からと少額、お小遣い投資ができること。
  • 取引口座を簡単開設できて、24時間取引可能、また指値で購入したい場合のFXシステム・ライトニングも無料で提供されている。
  • この記事を書いてる時点では、BTCとイーサリアム(ETH)の取引手数料が無料。
  • BTC、ETH、ライトコイン(LTC)の3つの仮想通貨取引ができる。
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ビットフライヤーで口座を作ろう!
口座の開設は、ホームの右側の確認事項をひとつづつクリアしていけば、完了です。
次回、口座開設の詳細や仮想通貨の自分が思うところの優良銘柄などについても、記事を書きます。
最後に、仮想通貨は、巷にあふれかえる怪しい中身のわからないネットビジネスなどではありません。

何か、不明な点などあれば、コメントやお問い合わせください。







2017年7月14日金曜日

Chromeで手軽にText to Speech TTS 音声合成・音読させる方法

ブラウザで情報を閲覧しているときに、時々読まずに「聞けたら」いいのにと思いますよね。
僕も読む量も多くなると、常に思います。
自分は、ドラゴンスピーチを使っていたので尚更で、その昔は「アスキー・ボイスメーカー」なるもので遊んでいました。

今回は、Chrome(クローム・ちょろめ)で、音声合成TTSを簡単にやらせる方法を紹介します。基本的にWindowsには昔から音声合成のエンジンは搭載されていますが、あまり皆さん使っていません。(最近、MS-Officeの機能に音声認識も追加されましたが、ワード内だけとかなので、いまいち。)
Chromeの拡張機能だけで、簡単にこのTTS機能を活用できるので、ぜひ試してみてください。

使うのは、Chrome Speak(クローム・スピーク)です。
https://chrome.google.com/webstore/detail/chrome-speak/diagnfimeecdcecjpnkjgbnlelkclcpj?utm_source=chrome-app-launcher-info-dialog

上記の拡張機能をインストールします。

そして、言語、声、スピードやピッチを調整します。以下参照
インストールしただけでは、残念ながら、選べる声には限りがあります。
(自分の環境では、Google日本語のTTSは選べても発声しません。)


Speakボタンを押して、日本語も読めるか、日本語の文字列を入れてみるといいです。
因みに、制約で、言語と音声源は1つしか選べません。切り替えるには、機能拡張から、この画面で切り替える必要があります。

とりあえずは、これでTTSの基本的な準備ができたので、使えます。
使い方は、Chromeで好きなサイトに行き、記事などを文字選択し、右クリックで、「選択テキストを読む」というメニューを選ぶだけです。

多分、問題なく機能すると思います。

さて、Windows10には、Cortanaさんの声と思われる、マイクロソフトEVAや、はるかというのがあるんだけど、そのままではTTSでは表示されなかったりします。同様に英語のものもOSには含まれています。

より音声を増やしたい方は、レジストリをいじって、Cortanaさんの声を選べるようにもできますが、今回はなるだけ簡単にします。
以下のサイトに、無料のTTS音声があります。インストールすれば、使えますよ。

探せば、まだまだいっぱいあります。
外国語の勉強にも、とても便利ですよ!






2017年7月13日木曜日

Kindle Fire HD8(第7世代)にGoogle Playストアを入れて使いやすくする。

最近、読書量が増えているのと、読みながらパソコンするときに、スマホkindleだと小さくて読みにくいので、kindle(キンドル)を先日の半額セールで買いました。
他にも似たような人が、たくさんいるでしょうw

Kindle Fire HD 8 (第7世代)です。
知っていたことですが、
Kindleはアンドロイドでありながら、Googleのサービスは搭載されていません。Googleのアプリを手に入れるための、Google Playストア(グーグル・プレイ)も入ってません。

Google Playがあるだけで、使い勝手は格段に良くなりますよね。
いつも遊んでるゲームも入れられますしw

ルート(Root)取得して、がっつりやる方法もありますが、面倒ですし、補償などの問題もあるので、単純に必要なアプリ(4つ)をダウンロードして、インストールする方法で、今回は実現します。Kindle Fire HDシリーズであれば、よほど古くない限り、この方法は使えるはずです。(Kindleをルート化しても、別に気持ち良くないかな、仕様的にw)

何かあっても、これらのアプリはアンインストールできますが、
ここからは、「自己責任」と認識して、インストールするならしてください。

Kindleのブラウザのシルクから、以下の4つのファイルをダウンロードします。
これらは、apkと言われるアンドロイドのアプリケーションパッケージです。
当然、Googleの公式なものなので、安全です。

これらをインストールするにあたって、
セキュリティ設定で、「不明ソースからのアプリ」の項目をONにして、apkをインストールできるようにしておきます。



因みに、インストールに当たっては、順番があり、非常に重要です!

以下のリンクから、kindleにapkをそれぞれダウンロードしてください。
「DOWNLOAD APK」ボタンが準備できたら、押すだけです。
バージョンが、新しいものが出ている可能性がありますが、とりあえずインストールしてから、アップデートもできるので、この段階では気にしなくても大丈夫です。最新を選んでも、もちろん問題ありません。

  1. グーグル・アカウントマネージャ
    http://www.apkmirror.com/apk/google-inc/google-account-manager/google-account-manager-5-1-1743759-release/google-account-manager-5-1-1743759-android-apk-download/
  2. グーグル・サービス・フレームワーク
    http://www.apkmirror.com/apk/google-inc/google-services-framework/google-services-framework-5-1-1743759-release/google-services-framework-5-1-1743759-android-apk-download/
  3. グーグル・プレイ(開発者)サービス
    http://www.apkmirror.com/apk/google-inc/google-play-services/google-play-services-10-2-98-release/google-play-services-10-2-98-230-146496160-android-apk-download/
  4. グーグル・プレイ・ストア
    http://www.apkmirror.com/apk/google-inc/google-play-store/google-play-store-7-4-25-release/google-play-store-7-4-25-l-all-0-pr-145823605-android-apk-download/
上記のダウンロードの順番が、実際にインストールするときの順番でもあります。
ただファイル名が一部非常に紛らわしいので、間違えないように、以下にまとめます。

ドキュメントから、ファイルを表示して
正しい順番でインストールします。


インストールするapkファイル名(バージョン・レヴ省略)
インストールの順番
  1. com.google.android.gsf.login
  2. com.google.android.gsf
  3. com.google.android.gms
  4. com.android.vending
    インストールに時間がかかるものもありますので、落ち着いて待ちましょう。
インストールは、以上です。
この時点で再起動は、基本的に不要ですが、やれるなら、ベターかもしれません。
やはり必要でした!w

あとは、Google Playからでも、Google設定からでも入って、自分のGoogleアカウントでログインすれば、普通のアンドロイドと同じようにいろいろとできるようになります。

最後になりますが、Googleアカウントを盗まれないように、「2段階認証」の設定はしておきましょうね!
こちらから、できますよ。

では、ハッピー、キンドロイド!
この内容を気に入ってくれたら、マストドンでもツイッターでも、なんでも共有拡散してくれると嬉しいです!

Playストア、Kindleに現る!
これで、いろいろアプリ入れられるw






2017年7月2日日曜日

Surface Pro4とWindows10でBluetoothが使えなくなる現象

Surface Pro 4とWindows 10の組み合わせは、当たり前ですが、使ってみて如何に「電源管理」機能が、ハードとOSと両面で厳格かを実感します。

今回は、スリープやスタンバイから復帰した後に、Bluetoothが使えなくなる現象について書きます。

結論から言うと、
「Windows 10の電源管理が原因で、Bluetoothアダプタが認識されなくなってしまう」
という単純な問題です。

「Windowsの設定」から、「デバイス」を選んで、「Bluetoothとその他のデバイス」で、ウィンドーの右下を観ながらスクロールすると、関連する項目に「デバイスマネージャー」がありますので、それを選択する。


Surface Pro 4は、「Marvell AVASTAR Bluetooth Radioアダプタ」が使われてるようなので、これを選択して、右クリックで「プロパティ」を開きます。

あとは、「電源管理」タブを選び、上記のように「電源の節約のために、・・・」の
チェックボックスを外して、OKでウィンドーを閉じます。


基本的には、これで、スリープなどの後にブルーツースが使えない現象は解消されます。

以前のモデルや、Windows 10をインストールしたパソコンの場合には、電源管理タブがが、実際のBluetoothデバイス側で行われてることもあるので、ペアしたデバイスもついでに確認するといいと思います。

因みに以前書いた、USBの問題はまだ解決されていない・・・。
暫定解決策として、USB機器に過電して使用している。バスパワーでは、ほとんどのデバイスがまだ正常に使えない。(´;ω;`)

2017年6月20日火曜日

ネットの書き込みを見て思うこと

もう歳なんだなと思うことが最近あります。

それは、ネットの書き込みなどを目にしたときによく思います。
自分は、まだ「パソコン通信」なるものしかなかったときから、ずっとネットに接続していて、技術や人類の英知の恩恵を授かってきました。中には、無駄な情報や、不愉快な意見などもありますが、正確か、不正確である問わず、たくさんの人がそれぞれの意見を持っていることを常に尊重しています。
ネットが現在のように普及するにつれて、ネチケット(ネットでのエチケット)がひどく乱れてきていることを痛感します。
まあ、2chに代表する匿名性ならではの本音でのやり取りとストレスのはけ口としての意義は認めますが、その感覚で誰が読んでも不快なコメントや、アプリなどの酷評(クソ!とだけで何が悪いのかは書かないなど)があまりにも多くてがっかりします。

普通に現実社会で生活していても、面白くないことや、不愉快に感じることは多々あると思います。
だからこそ、「なにが、どうして、なんなのか」という一番シンプルなやり取りが重要だと思います。

自分の趣味や思想や価値観と違うからと言って、匿名性の陰に隠れて、相手を一方的に非難するのは、歳をとった自分としては「責任をもった発言やコメント」とはならないと思うし、自分の価値を下げるばかりでなく、誰のためにもならない。ただ、初めから「責任」なんて取りたくないから発言しているケースも理解はできますが・・・。
まあ、ヘイトスピーチに関しては、法律もできたので、徐々に取り締まられていくとは思いますが、たとえ、それが法律でなくとも、もう少し相手の立場に立ったやり取りができれば、世の中はもっと平和になるだろうなと思います。

誰かも言ってましたが、自我に目覚めた瞬間から、他者との闘争が始めるわけですが、自我を尊重してほしいなら、同様に他者の自我を尊重しなければならないわけです。
ものすごく簡単な自分自身での確認方法は、「受け止める側の相手が、どのように思い感じるか」をその相手の立場に立って考えて、発言するなり、コメントするなりのフィードバックをすればいいわけです。
自分から言わせると、宗教戦争とか、人種差別とか、見解の相違とか、別に自分と直接的利害関係が無いものに関しては、いい意味でスルーしています。
だって、他人の価値観を変えることは、ほぼできません。自分の力で変えることができるのは、自分自身だけですから。
もちろん、やられたら、効果的にやり返すのは理にかなっていると思います。
そして最後に、仮に世界が1つの価値観(善悪に関係なく)で統一されてしまったら、たった1つの過ちで人類の文明も滅びます。自然界の多様性と同じで、文明にも多種多様性が必要なのです。

そんな自分も嫌いな人間とかは、もちろん存在します。
自分が「その人を嫌いだ」とわかってもらえるように努めています。笑

2017年5月30日火曜日

Windows 10で、定期的にウィンドーが表示されて直ぐに消える現象について

定期的に何かのウィンドーが画面に一瞬表示される
周期的にコマンドプロンプトが開いて、バックグランドで何かを実行している。
一瞬、ウィンドーが開くが表示されると同時に画面から消える。
上記のような現象で、「なに?!」って不安を覚えた人は僕だけじゃないと思います。

結論から言うと、「Office 365」を使っている方に発生する現象です。自分の場合はSurface 4 Proなので(標準装備)当然該当する。

いつのタイミングからなのかは、不明ですが、オフィスがこのタスクを「タスクスケジュラー」に追加したようです。内容的には、「アップデートの確認」らしく、ご丁寧にローカルユーザー権限で1時間毎に実行しています。(1時間間隔で実行する必要があるのかは疑問w)
正直、なんでウィンドー表示させないように作らなかったの?と思うが、天下のマイクロソフト様のことですから、きっとふかーい理由があるのでしょうw

さて、うっとうしいので、 ウィンドーがせめて表示されないように設定を変えます。

Cortana(通常は左下メニューにある円アイコン)からでもいいので、
「タスクスケジュラー」と入力します。
タスクスケジュラーが候補にあがって、選択すれば、開くと思います。

左側のペインから、「Microsoft」を選んで展開して、更に「Office」を選択します。
すると、オフィスに関連したタスクが全て表示されます。


問題のタスクは、「OfficeBackgroundTaskHandlerRegistration」というものです。
これを選択した上で、右クリックで「プロパティ」を開きます。


プロパティで開くと、上記のようなウィンドーになると思います。
現時点では、あなたのユーザー名が左側の赤丸のところに表示されていると思います。
ここで、「ユーザーまたはグループの変更」ボタンを押します。


ここで、このタスクを実行するユーザーの変更を行います。
適当と思われるのは、「SYSTEM」ユーザーなので、今回はそのように入力をして、「名前の確認」ボタンを押して、「OK」ボタンを押して実際に変更を反映させます。

タスクのプロパティでも、「SYSTEM」がタスクが実行時に使うユーザーアカウントとなっていたら、「OK」を押して、変更は完了です。

これで、突然、画面に何かが表示されて、あっという間にそれが消える現象はなくなります。
裏でSYSTEMユーザーアカウントを使用して、タスク処理されているので、自分のログインしている画面には何も表示はされません。ただし、裏で実行はしているので、タイミングによっては、砂時計を目撃することはあるかもしれません。
ただ、このタスクの明確な意図が分からないので、タスクを消してしまったり、実行間隔を変えたりするのは、とりあえずやめておきます。

さて、もう1つユーザーログオン時に実行されるタスクがあります。
それは「OfficeBackgroundTaskHandlerLogon」ですが、自分はこれもSYSTEMユーザーアカウントで実行されるように変更しました。(それほど、メリットはありませんw)

以上、同じ現象で悩んでいる方がいたら、参考にしてください。



2017年5月25日木曜日

刀鍛冶の弟のサイトをリニューアルしてみた

実の弟が、日本刀の刀鍛冶(刀鍛じゃないそうだ)をしている。

僕の借りてたサーバーに以前は、その刀鍛冶サイトを公開していたんだが、すっかり忘れて、サーバーを解約するときに移設するのを忘れていたw

そんなこともあり、迷惑をかけてしまったので、「刀鍛治 房宙(ふさひろ)」のサイトをWordPressLightningテーマを使わせて頂いて、心機一転リニューアルしました。

なかなか弟も本職が忙しく、文面とかのチェックや構成にお互いに苦労したけど、それなりのサイトに仕上がって、とりあえずは自己満足w

しかし、サイトをリニューアルするにあたって、
伝統と格式のある世界のことだけに、内容とかには特に気を遣うということを学びました。
まあ、IT系とかIT営業系のがっつりした、「自分さえよければいい(本当はそんなことありませんよw)」みたいなノリではないのは確かですw

あとは、徐々に内容も充実させていければ、いいかな。
もう少し、見えないところでの対策(SEOとか)も必要だけどね。

下島房宙の日本刀
日本刀って、日本の象徴の1つだと思うんだよね。
その伝統が受け継がれていくことを願っています。

最後は、宣伝になりますが、
日本刀の制作だけではなくて、埼玉になりますが日本刀鍛錬見学などを行ってますので、関東地方の方、埼玉のはずれになりますが、機会がございましたら、是非一度、見学にお越しください。「刀剣女子」という言葉もよく耳にしますが、刀が作られていく工程って、本当に迫力がありますよ!
詳しくは http://www.samurai-sword.jp まで 




2017年5月16日火曜日

Windows10にAcrobat 9 Standard もしくは Proを新規再インストールする方法

折角、ちゃんとライセンスあるし、新しくすると高いので、あるものを有効利用します。

非常にハマったので、備忘録として、
また同じくAcrobat 9 Standard もしくは Acrobat 9 Professional をWindows10へインストールして、v9.5.5 までアップデートしたい人の参考までに記録します。


  1. まずは、CDなど購入時のメディアで、普通にインストールをしてください。
     
  2. インストール後、Acrobat v9.0の状態で、念のため、再起動しておきます。
  3. 自動アップデートは、この既に機能していないので
    Adobe社のFTPサイトからダウンロードします。(Mac版などもあります)
  4. 必要なファイル(Windows用)は以下にリンクがありますので、慌てずに確実に1つ1つダウンロードしてください。あまり同時にダウンロードしようとするとファイルが欠損したりします。
    またダウンロードして、ちゃんとインストールできたアップデートファイル(msp形式)は、ご自分で将来のために保管しておくことをお勧めします。
    このサイトでの提供がいつまで続くか不明。
    FTPクライアントでダウンロードしたい人は、こちら▼(バージョン階層です)
    ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobat/win/9.x/
  5. 正直、必要なファイルと適用順序を検証するのにエライ時間がかかりましたw

    必要ファイルのリンク(計19ファイル):保存する際に、1つのフォルダーに入れておきます。(パスも覚えておいてください。)

    AcroProStdUpd910_T1_T2_incr.msp
    AcrobatUpd912_all_incr.msp
    AcrobatUpd913_all_incr.msp
    AcrobatUpd920_all_incr.msp
    AcrobatUpd930_all_incr.msp
    AcrobatUpd932_all_incr.msp
    AcrobatUpd933_all_incr.msp
    AcrobatUpd940_all_incr.msp
    AcrobatUpd942_all_incr.msp
    AcrobatUpd943_all_incr.msp
    AcrobatUpd944_all_incr.msp
    AcrobatUpd945_all_incr.msp
    AcrobatUpd946_all_incr.msp
    AcrobatUpd950_all_incr.msp
    AcrobatUpd951_all_incr.msp
    AcrobatUpd952_all_incr.msp
    AcrobatUpd953_all_incr.msp
    AcrobatUpd954_all_incr.msp
    AcrobatUpd955_all_incr.msp 

    6. まずは、なぜかバッチファイルでのインストールができない場合がある、最初のファイル「AcroProStdUpd910_T1_T2_incr.msp」を、マニュアルで適用します。

    7.一応、ここで再起動をしておくことをお勧めします。

    8.あとは順番にファイルを保存したフォルダから「適用」すれば、うまくアップデートできますが、再起動を求めてきたり、時間がかかったりするので、バッチファイルを使います。
    以下、バッチファイルの内容:
    ::Acrobat 9.0 Standard and Pro to Update to v9.5.5 (latest for v9)
    ::msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcroProStdUpd910_T1_T2_incr.msp" /passive /norestart
    ::上記は、なぜかマニュアルでインストールして、場合によっては再起動しておいたほうが良いようです。
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd912_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd913_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd920_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd930_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd932_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd932_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd933_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd940_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd942_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd943_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd944_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd945_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd946_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd950_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd951_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd952_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd953_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd954_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd955_all_incr.msp" /qr
    ::最後のアップデートは完了して、OSの再起動をします。(/qr オプション)
    バッチファイルをダウンロードして、「◆実際のフルパスを指定◆」を自分の環境に合わせて書き換えてください。(2023/04/25に新形式の共有リンクへ変更しました。)

    9.バッチファイルを「管理者権限」で実行して、全てのアップデートを自動適用させる。最後のアップデートが完了すると自動で再起動されるはずです。

    以上で、Acrobat Standardⅴ9.5.5 もしくは Acrobat Professional v.9.5.5 までのアップデートが完了です。お疲れさまでした!


    Windows11でも、うまくインストールができた方がいらしたら、教えてくださいw
    (当方は、Windows11ではまだ試していません。一応、使えるとは思いますが。)



    2017年4月25日火曜日

    Surface Pro 4のUSBポートが不安定で使えない

    久々にブログ更新なんだけど、内容が少し残念。

    マイクロソフト社のSurface Pro 4(サーフェース)を本格的に使用するようになってしばらくが経ちました。
    マシン全体としては、過不足なく、思ったよりもスムーズに自分のデスクトップ環境もWindows10上に構築できて、Virtualbox仮想環境も導入できて、一安心してました。

    無理なことをさせなければ、サクサク動作する感じで、安心していたところ…

    ファイルの整理や仮想ディスクを使うためにUSB接続のハードディスクなどを接続して、頻繁に使用し始めたら、不思議な現象が起きるようになった。というか気が付いた。

    USBのハードディスクが、突然認識されなくなる!
    USBメモリドライブが、時々認識されない!
    USBを介して書き込んだデータが壊れている! (仮想ディスク破損・Hashsum不整合)
    USB-DVDやBDドライブなどは、バスパワーだけなら最初だけ認識して消える。 

    一応、ハードとソフトのプロとして、いろいろと切り分けてみたわけです。

    まずは、本体のAC電源をつないだ状態で事象が解消されないかを確認しました。
    本体のAC電源つないでも、USBは不安定なまま。
    USBのバスパワーが疑われるので、別電源供給型の USB3.0ハブを接続して使ってみる。
    2種類の別電源供給型USB3.0ハブを使用しても、事象は解消されない。
    因みに別電源供給型USB2.0ハブでは、結果にムラが出た。(モノによっては安定動作した。)
    電圧も電流も計りましたよ、「4.97 V」で一見許容範囲ですが、電流は接続の瞬間最大時で「0.55 A」で、3秒後には「0.22 A」まで急降下して、更に「0.14 A」そのままです。因みに上記の値は、本体に電源を接続した状態での実測値です。電源を外しても、これ以上良くはなりません。笑
    (最初にUSB機器が認識されて、しばらくして消えるのはこのせいでしょうね。)
    いざというときに、スマホの充電も満足にできないUSB3.0ポートなのだとわかった。
    バスパワーWiMAXのUSB接続での安定使用など、まず、ありえないでしょう。

    もちろん、
    Windows10のドライバも、Surface Pro 4のファームウェアも全て最新で純正のものを使っている。(2017年4月25日現在)
    問題を早く解消してもらいたいと考えているが、おそらくファームウェアや電源管理部分のソフトウェア(ファームウェアの一部かも)が原因だと思っているので、マイクロソフト社が対応してくれなければ、解消されない。

    今のところ、唯一、安定して動作するのは、USB2.0の外付けUSB‐HDDでハードディスク側に電源を供給するタイプのものだけで、それを持ち歩けるわけでもなく、 正直、外出先でUSB機器を接続して使用する気になれない。実際に、データ壊れたし、まともにUSBドライブを認識しない。容量の大きなUSBサムドライブに仮想ディスクイメージを入れて、使おうとしたところで、ハチの巣を突いてしまった感じでハマった。

    もしも、他社製品のようにUSB3.0のポートが複数存在するような場合であるなら、複数のポートを同時に使用していて、電圧や電流が下がって不安定になるなら、まだ理解できるけど、Surface Pro 4には、「USBポートは、1つしかない」ので、お話にならない。

    もちろん、多岐にわたるUSB機器を持っているので、片っ端から検証しました。
    結果として、全てのUSB機器は、他の複数のPC(Mac含め)では問題なく動作することが確認できたので、Surface Pro 4固有の不具合となります。

    最後にWindows10の「デバイスマネージャ」から、念のため、USB3.0ルートハブとホストコントローラの「電源の管理」タブから、電力の節約をさせないようにチェックボックスも外して使用していることも忘れていないことも書いておきます。

    もしかしたら、一部のラッキーなユーザーは、デバイスマネージャーの設定変更で使えるUSB機器が増えるかもしれません。笑


    追記:
    Windows10の設定→デバイス→USBのところでも、「バッテリーを節約するために、画面がオフになるとデバイスを停止します」のところの設定もチェック外しています。



    マイクロソフトさんにお願い、早くフィックス出して、Surfaceユーザーを安心させてください! (ダンプなど必要なら、提供しますよ。MSさん)
    個体差、もしくはロッドに差があるようにもネットで調べた限りあるようですが、いずれにしても潜在的な問題で、表面化するのを待つばかりなので、早く改修をお願いしまーす。

    LOT NO./DATE 1644
    MODEL NO 1724

    関連してるか検証できてないけど、
    レジュームした後に「タイプカバーが認識されない事象」も存在する。
    これは、外して再度つければ認識されるのでやり過ごしているが、明らかに電源管理系の不具合でしょ。節電させてなくても、再現されることは検証済み。