2017年5月30日火曜日

Windows 10で、定期的にウィンドーが表示されて直ぐに消える現象について

定期的に何かのウィンドーが画面に一瞬表示される
周期的にコマンドプロンプトが開いて、バックグランドで何かを実行している。
一瞬、ウィンドーが開くが表示されると同時に画面から消える。
上記のような現象で、「なに?!」って不安を覚えた人は僕だけじゃないと思います。

結論から言うと、「Office 365」を使っている方に発生する現象です。自分の場合はSurface 4 Proなので(標準装備)当然該当する。

いつのタイミングからなのかは、不明ですが、オフィスがこのタスクを「タスクスケジュラー」に追加したようです。内容的には、「アップデートの確認」らしく、ご丁寧にローカルユーザー権限で1時間毎に実行しています。(1時間間隔で実行する必要があるのかは疑問w)
正直、なんでウィンドー表示させないように作らなかったの?と思うが、天下のマイクロソフト様のことですから、きっとふかーい理由があるのでしょうw

さて、うっとうしいので、 ウィンドーがせめて表示されないように設定を変えます。

Cortana(通常は左下メニューにある円アイコン)からでもいいので、
「タスクスケジュラー」と入力します。
タスクスケジュラーが候補にあがって、選択すれば、開くと思います。

左側のペインから、「Microsoft」を選んで展開して、更に「Office」を選択します。
すると、オフィスに関連したタスクが全て表示されます。


問題のタスクは、「OfficeBackgroundTaskHandlerRegistration」というものです。
これを選択した上で、右クリックで「プロパティ」を開きます。


プロパティで開くと、上記のようなウィンドーになると思います。
現時点では、あなたのユーザー名が左側の赤丸のところに表示されていると思います。
ここで、「ユーザーまたはグループの変更」ボタンを押します。


ここで、このタスクを実行するユーザーの変更を行います。
適当と思われるのは、「SYSTEM」ユーザーなので、今回はそのように入力をして、「名前の確認」ボタンを押して、「OK」ボタンを押して実際に変更を反映させます。

タスクのプロパティでも、「SYSTEM」がタスクが実行時に使うユーザーアカウントとなっていたら、「OK」を押して、変更は完了です。

これで、突然、画面に何かが表示されて、あっという間にそれが消える現象はなくなります。
裏でSYSTEMユーザーアカウントを使用して、タスク処理されているので、自分のログインしている画面には何も表示はされません。ただし、裏で実行はしているので、タイミングによっては、砂時計を目撃することはあるかもしれません。
ただ、このタスクの明確な意図が分からないので、タスクを消してしまったり、実行間隔を変えたりするのは、とりあえずやめておきます。

さて、もう1つユーザーログオン時に実行されるタスクがあります。
それは「OfficeBackgroundTaskHandlerLogon」ですが、自分はこれもSYSTEMユーザーアカウントで実行されるように変更しました。(それほど、メリットはありませんw)

以上、同じ現象で悩んでいる方がいたら、参考にしてください。



2017年5月25日木曜日

刀鍛冶の弟のサイトをリニューアルしてみた

実の弟が、日本刀の刀鍛冶(刀鍛じゃないそうだ)をしている。

僕の借りてたサーバーに以前は、その刀鍛冶サイトを公開していたんだが、すっかり忘れて、サーバーを解約するときに移設するのを忘れていたw

そんなこともあり、迷惑をかけてしまったので、「刀鍛治 房宙(ふさひろ)」のサイトをWordPressLightningテーマを使わせて頂いて、心機一転リニューアルしました。

なかなか弟も本職が忙しく、文面とかのチェックや構成にお互いに苦労したけど、それなりのサイトに仕上がって、とりあえずは自己満足w

しかし、サイトをリニューアルするにあたって、
伝統と格式のある世界のことだけに、内容とかには特に気を遣うということを学びました。
まあ、IT系とかIT営業系のがっつりした、「自分さえよければいい(本当はそんなことありませんよw)」みたいなノリではないのは確かですw

あとは、徐々に内容も充実させていければ、いいかな。
もう少し、見えないところでの対策(SEOとか)も必要だけどね。

下島房宙の日本刀
日本刀って、日本の象徴の1つだと思うんだよね。
その伝統が受け継がれていくことを願っています。

最後は、宣伝になりますが、
日本刀の制作だけではなくて、埼玉になりますが日本刀鍛錬見学などを行ってますので、関東地方の方、埼玉のはずれになりますが、機会がございましたら、是非一度、見学にお越しください。「刀剣女子」という言葉もよく耳にしますが、刀が作られていく工程って、本当に迫力がありますよ!
詳しくは http://www.samurai-sword.jp まで 




2017年5月16日火曜日

Windows10にAcrobat 9 Standard もしくは Proを新規再インストールする方法

折角、ちゃんとライセンスあるし、新しくすると高いので、あるものを有効利用します。

非常にハマったので、備忘録として、
また同じくAcrobat 9 Standard もしくは Acrobat 9 Professional をWindows10へインストールして、v9.5.5 までアップデートしたい人の参考までに記録します。


  1. まずは、CDなど購入時のメディアで、普通にインストールをしてください。
     
  2. インストール後、Acrobat v9.0の状態で、念のため、再起動しておきます。
  3. 自動アップデートは、この既に機能していないので
    Adobe社のFTPサイトからダウンロードします。(Mac版などもあります)
  4. 必要なファイル(Windows用)は以下にリンクがありますので、慌てずに確実に1つ1つダウンロードしてください。あまり同時にダウンロードしようとするとファイルが欠損したりします。
    またダウンロードして、ちゃんとインストールできたアップデートファイル(msp形式)は、ご自分で将来のために保管しておくことをお勧めします。
    このサイトでの提供がいつまで続くか不明。
    FTPクライアントでダウンロードしたい人は、こちら▼(バージョン階層です)
    ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/acrobat/win/9.x/
  5. 正直、必要なファイルと適用順序を検証するのにエライ時間がかかりましたw

    必要ファイルのリンク(計19ファイル):保存する際に、1つのフォルダーに入れておきます。(パスも覚えておいてください。)

    AcroProStdUpd910_T1_T2_incr.msp
    AcrobatUpd912_all_incr.msp
    AcrobatUpd913_all_incr.msp
    AcrobatUpd920_all_incr.msp
    AcrobatUpd930_all_incr.msp
    AcrobatUpd932_all_incr.msp
    AcrobatUpd933_all_incr.msp
    AcrobatUpd940_all_incr.msp
    AcrobatUpd942_all_incr.msp
    AcrobatUpd943_all_incr.msp
    AcrobatUpd944_all_incr.msp
    AcrobatUpd945_all_incr.msp
    AcrobatUpd946_all_incr.msp
    AcrobatUpd950_all_incr.msp
    AcrobatUpd951_all_incr.msp
    AcrobatUpd952_all_incr.msp
    AcrobatUpd953_all_incr.msp
    AcrobatUpd954_all_incr.msp
    AcrobatUpd955_all_incr.msp 

    6. まずは、なぜかバッチファイルでのインストールができない場合がある、最初のファイル「AcroProStdUpd910_T1_T2_incr.msp」を、マニュアルで適用します。

    7.一応、ここで再起動をしておくことをお勧めします。

    8.あとは順番にファイルを保存したフォルダから「適用」すれば、うまくアップデートできますが、再起動を求めてきたり、時間がかかったりするので、バッチファイルを使います。
    以下、バッチファイルの内容:
    ::Acrobat 9.0 Standard and Pro to Update to v9.5.5 (latest for v9)
    ::msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcroProStdUpd910_T1_T2_incr.msp" /passive /norestart
    ::上記は、なぜかマニュアルでインストールして、場合によっては再起動しておいたほうが良いようです。
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd912_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd913_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd920_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd930_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd932_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd932_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd933_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd940_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd942_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd943_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd944_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd945_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd946_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd950_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd951_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd952_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd953_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd954_all_incr.msp" /passive /norestart
    msiexec.exe /p "◆実際のフルパスを指定◆\AcrobatUpd955_all_incr.msp" /qr
    ::最後のアップデートは完了して、OSの再起動をします。(/qr オプション)
    バッチファイルをダウンロードして、「◆実際のフルパスを指定◆」を自分の環境に合わせて書き換えてください。(2023/04/25に新形式の共有リンクへ変更しました。)

    9.バッチファイルを「管理者権限」で実行して、全てのアップデートを自動適用させる。最後のアップデートが完了すると自動で再起動されるはずです。

    以上で、Acrobat Standardⅴ9.5.5 もしくは Acrobat Professional v.9.5.5 までのアップデートが完了です。お疲れさまでした!


    Windows11でも、うまくインストールができた方がいらしたら、教えてくださいw
    (当方は、Windows11ではまだ試していません。一応、使えるとは思いますが。)