2016年7月30日土曜日

Amex PSK生成の詐欺メール

最近、やたらと本物っぽい偽セキュリティー強化のメールがくる。

今回は、「Account Alert: Personal Safe Key (PSK)」という個人の電子鍵を生成するようにと、さもAMEXが送ったかのようになっているが、

これは、詐欺です。

メールのリンクを見ればわかりますが、間違ってもクリックしないように、またAMEXのアカウント情報を入力しないようにご注意ください。

以下、スクリーンショットです。


本文は、以下のとおりですが、リンク先がどう見てもアメックスのものとは思えないURLです。(リンクを安全のために解除しています。)
クリックする前には、必ず「ステータスバーに表示されるリンク先」をきっちりと確認してからクリックする習慣をつけましょう。

ちなみにリンク先になっていたURLは
h ttps:/ / americanexpress.fonpays.net/createPSK/
でした。怪しいでしょう?

Dear American Express Member,

We are writing to inform you that the Personal Security Key you selected for your Card account expired during a recent servicing request and, as a result, is no longer valid. This email has been sent to safeguard your American Express Card Account against any unauthorized activity, and for your security, you must create a new Personal Security Key.

As a reminder, this is not the password associated with your User ID when you log in to americanexpress.com, but rather the unique Personal Security Key you selected when you activated your Card. We ask for your unique Personal Security Key when you call American Express to validate your identification and to allow us to securely and promptly service your requests.

To create your Personal Security Key, please click here, 24 hours a day, 7 days a week. Your Personal Security Key applies to all of your American Express Card accounts where you are the Basic Card Member.

If you have already updated your Personal Security Key, please disregard this message.

We value your membership with us and take the security of your account very seriously. Thank you for using your American Express® Card.

Sincerely,
American Express Customer Service

騙されないように、充分気をつけてください。

次回は、「保証金詐欺」についても書きたいと思います。



2016年4月4日月曜日

今日は息子が会いにきてくれた

息子と娘とは、離婚した関係で別居している。

息子の方から今日を指定してくれて、11時頃にと約束していた。
高校生だから、寝坊して、連絡が来たのが11時だったw
高校生のころ、眠かったよなw わかるよw

塾も夕方あるから、数時間しか一緒に過ごせないので、息子が大変だから「いいよ、今日じゃなくても」と伝えたけど、来てくれた。
とてもうれしかった。

僕は、子供たちが幼いころから、ほとんどずっと病んでいて、子供たちに会うことも、父親らしいこともちゃんとしてきてあげられなかった。ダメな父親です。養育費も払えなかったり、いまも気持ちだけで、何もできない。

でも、息子は僕とは違って、自分で考えて、きちんと行動できるりっぱな高校生に育ってくれました。娘も受験生、頑張ってるみたいです。
息子自身のがんばりと、元妻のご実家含め、皆さんの支えが、彼を立派に強くしてくれました。
小さい頃は、泣き虫で、ちょっと注意しただけで泣きながら頭を打ち付けるような実直すぎるような子だったのが、嘘のようです。

ここ最近は、2ヶ月くらいに一度は会えてるような感じだけど、息子の方が、僕よりも忙しいw

僕の体調が少しづつだけど、安定しつつある?ので、一緒に同じスマホゲームをやったり、LINEしたりして、コミュニケーションが復活して来ています。

今日は、二人で牛丼を食べて、
少し昔話(僕の自己満足かな)をして、
僕の気持ちと息子の気持ちをお互いに少しでも分かり合いたくて、話ができてうれしかった。二人でゲームもした。二人でいっぱい笑ったw

息子と娘が生まれた後にあまり続かなかったけど、実はまだ赤ちゃんの二人が大人になったときに読んでもらおうと思って書いたノートがあるんだ。
それは、まだ取ってあるけど、
僕の人生最良の日は、「龍(ろん)と麗(れい)が生まれた日」だと断言できる。
その時、元妻の頑張りにもとても感謝したことももちろん憶えている。

そして、一番悲しかったことは、小さな息子が母親に手を引かれながら、
「イヤだよ!僕はパパとここにいる」と泣き叫んだこと、一生僕はその悲鳴から逃れることはできない。僕も、壊れかけていた心が、さらに壊れた音を自分で聞いてたよ。
ごめんな。

僕は、まわりの家族から、
「また病気のせいに何でもして」とか
「徹の代わりに俺が勉強観てやってんだぞ」とか
「子供たちが可哀想だと思わないのか?!」とか
病気で困ってるのに「無心」とかマジに言われる。
「信用ならない」って、どうして穏やかに環境や接し方を考えてくれないのかはわからない。たまに話せば、「指図」と「頑張れ」ってNGでしょ。

不思議なもので、電気、ガス、水道の全てが今復活したのは、血縁からの支援ではなく、遠くはなれた友達のおかげです。ありがとう!

確かにそういう父親らしいことはきちんとできなかったし、仕事がまだできたときも、
プライベートな時間が自分でうまく取れなくて、精一杯で、既に病気だったことも事実なのにわかってもらえない。父親なんて、僕の子供時代、一緒に暮らしてるだけで、育児や家の事はほとんど母親に任せっきりだった。
早く帰ってきても一杯やって、「ちゃんと勉強しろ」とか指図してさ。
そういうのもあって今、母は弱ってしまっているのかもしれないのに、父親論とか毎度ぶつけてくるし、正直、親と真ん中の弟にはうんざりだ。
この話、弟の言い分を別で書きたいと思う。すごい理屈なんだよ、これがw

「病気でもって気の毒だと思ってるよ」って、
心にも無い言葉はお互いに信用できないレベルですw
ガン患者に、「気合で、走って頑張れば治る!」とかいうのかってw

でも、息子と娘は、
「もうわかってるから、大丈夫だよ。パパ」と励ましてくれたりします。
自分の遺伝子から、そんな心の美しい存在が誕生したなんて、正直信じられないくらいで、残りの半分が良かったのかもしれないとも時々思うw

今の僕に出きることはほぼゼロに等しいけど、
今まで苦労をかけた分だけ、元気になったらいろいろと一緒にしたいことがある。
そのためには、病気を治せる環境を自分で整えないといけないね。
今は本当に貧乏で、正直、辛すぎるけど、
子供たちの成長を願うのと同様に、病気と戦います。

時々、苦しくて、自分の事だけで忘れそうになるときがあるけど、
僕には、愛する子供たちがいる。
マイナスを清算して、プラスに変えていきたい。

どうやって、無理無く、やっていくか、
そればかりを督促の電話が鳴り響く毎日の中で必死に考えている。

そう、僕なりに必死に考えている。。。(長い・・・すぎ?!)

2016年1月19日火曜日

愛犬コブラ

僕には2世代に渡って、「コブラ」という犬を飼っていた。
人間は殺せるけど、犬だけは殺せないくらい実は犬が好きだ。

最近、年をとったせいか、昔のことをよく思い出す。

コブラ1世は雑種で、迷い犬だった。
見つけたときにはクル病で、左前足をびっこひいていたので、「スペースコブラ」のコブラと名づけた。(弟が先に見つけたと言う話もあるが) クル病の薬やら、病気の治療でその当時7、8万かかったのを覚えている。
犬嫌いの祖父を兄弟で頭下げて、頼み込んで飼わせてもらった。僕が中学1年だった気がする。病気も回復して、とても強いたくましい犬に成長していった。
僕は大学入学で下宿することになり、親と兄弟に任せて玉に帰ってきたときだけ、遊んでやった。兄弟全員が大学や就職となり、コブラの面倒は、主に父の役目となった。
元気で丈夫な犬だったけど、よるとしなみには勝てず、立ち上がることができなくなって、糞尿にまみれていたこともあった。彼は、鎖で自分の首を締めてある日絶命していた。迷惑をかけまいと逝ってくれたのだろう。

川崎に移り住んだあとに、どうしても犬が飼いたくて、ゴールデンリトリーバーの子犬を飼い始めた。非常に温和で、誰にでも懐く素晴らしい犬だった。これがコブラ2世だ。
不運なことに僕の離婚や病気など重なり、やむなく実家に預けな久手はならなくなった。
その頃の僕は、仕事に忙殺されているか、病気と戦っていた。
最終的にコブラ2世は、12年生きていてくれたが、僕と生活を共にできたのは3年半くらいだったと思う。いつも実家から帰ろうとすると悲しい声をあげて「いかないで」と吠えていた。弱っていると聞いてはいたが獣医に連れて逝ったら何でもないと親は言われていたので信じていた。まさか、血液検査をしていないとは思わなかった。腎不全だった。
処置ができたはずの病気。衰弱しているので、実家に急いで帰り、別の獣医で血液検査をして、ショック死するかもしれないが、治療することに同意し、数時間後には逝ってしまった。僕が来るまで頑張って待っていてくれたんだと解釈している。

僕の父は、僕を冷酷な人間で無責任だと思っている。
この犬の件では結果的にそうなったので否定派できない。
ただ言葉に出さないから、そういう反応を示さないから、悲しんでないわけではない。
コブラ1世も2世も、こんなダメな飼い主だったけど、常に良きパートナー、僕を愛してくれていた。
僕も、飼い始めた当初から、預けなくてはならないことになるなら、飼うことはなったとだけは言える。

いまもまた、離ればなれになってしまった犬がいる。
3年間以上ずっと一日中一緒だった。
いま一緒にいられないのが、残念だけど、この子には今までの先輩達にしてやれなかった分以上に可愛がっていた。
いつの日にか、この子が先輩たちにあったときに、「とーさんはみんなの分まで僕を可愛がってくれたよ」と伝えてもらいたい。
でも、長生きしろよ。小さいおじさん。